そんな人にはWeb読書会サイトRETHACがおすすめ!
おすすめポイントはここ!
・Web読書会サイトRETHACでは本の気になる箇所についてみんなで意見交換をすることで、その真意をとことん追求することができます。
本の真意がよくわからない
本を読んでいると、その真意がよくわからない文章に出会うことがあります。
辞書でしらべるなどすれば、その言葉の意味はだいたいわかりますが、
その真意ということとなると、辞書を調べても分からないでしょうね。
もしかしたら、その本の著者ですらわかっていないかもしれませんね。
本は「わかったつもり」で読まないほうがゼッタイにいい。ぼくもほとんどわからないからこそ、その本を読みたいのです。読んできたのです。旅と同じですよ。「無知から未知へ」の旅。効用もそこにあるんじゃないでしょうか。その読書をもたらす書き手のほうも、実はわからないから書いている。多くの著者たちも、作家たちもそうですよ。自分では「わからないこと」だから、その本を、その作品を書いている。(「多読術」(松岡正剛著、ちくまプリマー新書)P.138)
ひとりではなし得ない、その本の真意を追求してみよう
小泉信三さんの『読書論』(岩波新書)に、杉田玄白らがほとんどオランダ語を知らない状態から4年かけて「解体新書」の翻訳を行ったときのエピソードが載っていて、それにいたく感動したので、ちょっと長いですが引用します。
(昔の文章なので読みづらいかもしれませんが、なんとなく通じると思います。)
「鼻のところにて、『フルヘッヘンド』〔綴りはVerheffend〕せしものなりとあるに至りしに、此語わからず。これは如何なる事にてあるべきと考合しに、いかにもせんやうなし。其頃『ウォールデンブック』釈辞書といふものなし。ようやく長崎より良沢求め帰りし簡略なる一小冊ありしを見合たるに『フルヘッヘンド』は釈註に、木の枝を断ちたる迹、其迹『フルヘッヘンド』をなし、又庭を掃除すれば、其塵土聚り『フルヘッヘンド』すといふ様によみ出せり。これは如何なる意味なるべしと、又例の如くこじつけ考ひ合ふに、弁へ兼なり。時に、翁(玄白)思ふに、木の枝を断りたる跡癒れば堆くなり、又掃除して塵あつまればこれもうづだかくなるなり。鼻は面中に在りて堆起せるものなれば、『フルヘッヘンド』は堆(うづたかし)といふことなるべし。然れば此語は堆と訳しては如何といひければ、各々之を聞て甚だ尤なり、堆と訳さば正当すべしと決定せり。其時のうれしさは何にたとへんかたもなく、連城の玉をも得し心地せり」P.33-34
このエピソードから自分が言いたいことは、ある一つの事柄をみんなであーでもない、こうでもないと考えて、みんなが納得する何らかの結論に至るというこの過程。こういう経験がしてみたいということです。
つまり、本の中でわからなかったり、曖昧だったりする箇所をみんなでいろんな意見を出し合って、その真意をとことん追求していって、何らかの結論に至るという経験をできれば、それは杉田玄白等が感じた「連城の玉」のようなうれしさを経験できるのではないかと思うわけです。
そして、これはWeb読書会サイトRETHACを利用してこの領域に到達できるのではないかと思います。
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