モーパン嬢. 上 の読書会ページ
モーパン嬢. 上 著者:Gautier,Théophile,1811-1872 井村,実名子,1935- 出版社:岩波書店 (200610) ISBN-10:4003257456 ISBN-13:9784003257456
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.11 の気になるフレーズ ──あなた、誰かに噛まれました? 何かに刺されましたか?そんな声高に騒ぎ立てるとは、何事です? 哀れな悪徳にそれほどまでに恨みを抱くとは、何かひどい仕打ちでも受けましたか? あれはお人好しの従順なやつです。悪さをするといっても、自分の愉しみでやるだけで、できれば人さまに迷惑をかけまいとしていませんか? 総コメント数:2 投稿日時:2020-02-25 20:50:35 |
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P.18 の気になるフレーズ ──淫猥小説に関する徳高き新聞記者の博識は無尽蔵だ。──理由を知りたいものだ。 総コメント数:2 投稿日時:2020-02-25 21:04:52 |
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P.20 の気になるフレーズ 予算案みたいに膨れた腹。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-02 06:16:07 |
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P.39 の気になるフレーズ 批評家の意見に添うように、それから私は『ヘリオガバルス』と題する五幕の古代悲劇を書いた。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-03 05:59:15 |
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P.54 の気になるフレーズ 真に美しいものは、何の役にも立たないものに限られる。有益なものはすべて醜い。何らかの欲求の現れだからだ。 総コメント数:2 投稿日時:2020-02-26 17:31:15 |
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P.76 の気になるフレーズ 「へっへっ、太鼓腹の旦那さんよ、教養がないね、もういっぺん小学校に戻ったほうがいいよ。看板には「明日」と書いてあるだろ。だのに今日ただで髭剃りするほど、俺は間抜けでも素っ頓狂でもないさ。そんなことすりゃ、商売はあがったり、仲間に笑われるだけよ。(後略)」 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-06 06:32:19 |
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P.98 の気になるフレーズ こんな話を聞けば、人はぼくを精神病院にぶちこむべき人間だと思うかもしれない。だがこれでなかなか道理をわきまえた男で、狂気の沙汰を実践したことはまずないのだ。こうした事柄は魂の地下倉で起ることで、突飛な考えは胸の奥深くに周到に隠してある。外からは何も見えない。ぼくは温和で冷静な若者で、女性には反応がにぶく、この年齢にありがちな関心も示さない、という評判だ。例によって世の判断かくも真実から遠し、というわけさ。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-08 06:42:35 |
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P.107 の気になるフレーズ 喪は女性にとっての恋愛のチャンスだ。ぼくが結婚をしたくない理由は、妻が喪服を着たいがためにぼくを厄介払いするのを怖れるからだ。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-09 05:46:38 |
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P.115 の気になるフレーズ そうだ、友よ、ぼくは家に戻ってきた! 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-10 05:32:23 |
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P.144 の気になるフレーズ ぼくが思い切ってかなり強烈な甘い言葉を、しかし上品なヴェールに包んで、言ってみると、彼女の肌には半透明の盃に注いだ薔薇色のリキュールのように控えめな赤い筋が二、三本あえかに浮かんだようだった。 総コメント数:1 投稿日時:2020-04-12 06:48:58 |