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女子読みのススメ 著者:貴戸 理恵 出版社:岩波書店 (2013年09月20日頃) ISBN-10:4005007546 ISBN-13:9784005007547
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
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P.25 の気になるフレーズ 「中学生はあんまり本を読まない方がいいのではないかと思います。感動した本ほど、読書感想ではすませられなくて、いろいろなことを考えて、わからなくなってしまいます。(中略)ちかごろのコドモは本を読まなくなったというけど、本を読んでも何も変わらない大人は、いくらでも本が読めるのでしょう。うーむ」(五六頁) 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-07 06:56:39 |
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P.49 の気になるフレーズ 学校の教室――今、それがどんなに生活のすべてで、出口がないように見えたとしても、私達は一生を教室のなかで過ごすわけではありません。いつかは必ず、その外側に出ていきます。そして、教室のルールと、教室を出たその後の人生で出会うさまざまな場のルールは、決して同じではないのです。 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-07 07:15:40 |
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P.71 の気になるフレーズ あなたはありませんか? 好きな男の子が、間違って私の町で迷子になっていたらいいのに。記憶喪失になって行き倒れている彼を、私が助けて家に連れて来られたらいいのに。彼は何ひとつ知らず、私しか頼る人がいない、そんな状況で一緒にいられたらいいのに、なんて妄想したこと。 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-10 05:18:38 |
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P.86 の気になるフレーズ 「被害者」という立場にわざと身を置くみかは、次の瞬間には、達也君に対して「可哀想」と思い、みずからを「加害者」になぞらえるのです。 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-10 05:27:27 |
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P.118 の気になるフレーズ 少し離れると広がる田んぼ、バスを使わなければどこにも行けない不便な土地。休日はスーパーマーケットや全国チェーンのレストランを抱え込んだ大型ショッピングモール、「ディスカバリー・ストア」くらいしかいくところがなく、住人がそろって詰めかけてしまう、のっぺりとした、閉塞的な暮らし。けれども人びとは、自分達が豊かに、便利に、満たされて生活していると疑わないのです。 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-11 05:53:58 |
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P.128 の気になるフレーズ 私達はもともと、誰もが良いところも、悪いところもある不完全な人間です。子どもを持ったからといって、みんなが即座に「子を愛する親」になれるわけではなりません。 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-11 06:12:56 |
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P.131 の気になるフレーズ すべての親達が、愛やきずなの与え方を、あらかじめ知っているわけではありません。だから重要なのは、きっと、家族が抱えている問題を、家族だけの問題にしてしまわず、地域のコミュニティのなかで分け持っていくことなのでしょう。 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-11 06:23:31 |
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P.150 の気になるフレーズ 「ねえ、本当に信頼できて、悩みを打ち明けられる友達、何人いる?」 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-12 06:31:51 |
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P.179 の気になるフレーズ 人生において本当に大切なことは、偏差値の高い学校に入るとか、有名な企業に就職するとか、お金持ちのカッコいい男の人と結婚するとか、親に「よくやった」と言われるとか、友達に「いいなー」とうらやましがられるとか、計画したことが計画したとおりに進むとか、そんなことではなくて、そんなことでは全然なくて、答えもゴールもない「出口」を出たあとの人生を、生身の自分をさらしながら、痛い思いを繰り返し、人との触れ合いに胸を温め、「このことが自分にとってどういう意味を持つか」を考えながら、周りの人と真摯に関わっていく、ということではないでしょうか。 総コメント数:1 投稿日時:2019-09-12 06:43:18 |
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