本を読む本 の読書会ページ
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本を読む本 著者:モーティマー・J・アドラー/チャールズ・V・ドーレン/外山 滋比古/槇 未知子 出版社:講談社 (1997年10月) ISBN-10:4061592998 ISBN-13:9784061592995
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.15 の気になるフレーズ いまの私たちは、世界について昔より多くを知ることができるようになっている。それは恵まれている。深く理解するために、多く知ることが絶対必要であるなら、それも結構だろう。だが一から十まで知らなくても物事を理解することはできる。情報過多は、むしろ理解の妨げになることさえある。われわれ現代人は、情報の洪水の中でかえって物事の正しい姿が見えなくなってしまっている。 総コメント数:1 投稿日時:2019-03-19 06:18:47 |
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P.25 の気になるフレーズ 学生時代には誰でも、教師の手ほどきで難解な本に取り組むものである。だが、自分の読みたいものを読むときや、学校を出てから教養を身につけようとすれば、たよるものは教師のいない読書だけである。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-09 05:46:15 |
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P.33 の気になるフレーズ 読みかた指導は、準備が完了してしまってから多少遅れてはじめても、たいして支障はないのである。両親は子供の知的発達や、ほかの子供に遅れることに不安をいだくかもしれないが、多少の時期のずれをあまり気にするにはおよばない。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-10 05:34:12 |
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P.37 の気になるフレーズ 学士号は本来、一般書を読み、ひとりで研究できる読書能力を証明するものであるはずである。しかし、研究に必要な「シントピカル読書」を習得するのに、大学卒業後、さらに三、四年、大学院で勉強しなければならないのが実状である。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-10 05:48:01 |
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P.45 の気になるフレーズ 難解な本にはじめて取り組むときは、とにかく読み通すことだけを心がける。すぐには理解できない箇所があっても、考えこんだり語句調べに手間取ったりしていないで先へ進むのである。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-11 05:44:30 |
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P.49 の気になるフレーズ 自分で手をページの上において、それをだんだん速く動かす練習をする。親指、人差し指、中指をそろえ、これを活字の行にそって、目の動きより早めに移動させる。多少無理しても、この手についていくよう努力をする。やがて、その手の動きの通りの速さで字が読めるようになってくる。そうしたら手の方のスピードをあげてみる。この繰り返しをつづけると、いつの間にか読みの速度は二倍にもなっているだろう。 総コメント数:1 投稿日時:2019-06-24 05:32:26 |
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P.53 の気になるフレーズ 「読んでいるあいだに質問をすること。その質問には、さらに読書をつづけているあいだに、自分自身で回答するよう努力すること」。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-12 05:43:11 |
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P.57 の気になるフレーズ 昔から「行間を読め」とよく言われる。読書の規則も、これを改まった言いかたに直したものにほかならない。ここで「行間を読む」だけでなく、「行間に書く」ことをすすめたい。 総コメント数:3 投稿日時:2019-04-14 06:52:03 |
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P.69 の気になるフレーズ
「読者は、いま読んでいるのがどんな種類の本かを知らねばならない。これを知るのは早いほどよい。できれば読みはじめる前に知る方がよい」 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-22 05:38:16 |
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P.86 の気になるフレーズ 本と読者の間柄は、教師と学生の間柄と同じである。本は、伝えねばならない知識の種類によって、読者に対する教えかたが異なる。そして読者は本にしたがって教わっていくべきものであるから、それぞれの種類にふさわしいやりかたで読む技術を学ばねばならない。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-28 05:53:08 |