トーベ・ヤンソン : 仕事、愛、ムーミン の読書会ページ
トーベ・ヤンソン : 仕事、愛、ムーミン 著者:Westin,Boel,1951- 畑中,麻紀,1967- 森下,圭子 出版社:講談社 (201411) ISBN-10:4062192586 ISBN-13:9784062192583
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
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P.353 の気になるフレーズ 「(途中から)でも本当はセリフなんて一切ないコミックスが一番好きだ。オスカー・ヤコブソンの『アダムソン』みたいに」 総コメント数:2 投稿日時:2017-05-29 10:03:18 |
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P.360 の気になるフレーズ この時期、トーベにとって重要な本があった。ヨーラン・シルトの『セザンヌ』である。(中略)絵を描く喜びと義務のあいだに生じるせめぎ合いが、トーベにとって新鮮な言葉で綴られていたのである。 総コメント数:3 投稿日時:2017-05-29 09:52:02 |
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P.534 の気になるフレーズ 「孤独や自由、責任や共感といったものが、良くも悪くも私が書くものの大部分を占めているということに気づきました。人は解決してしまったことよりも、未解決の問題について書くのだと思います。説明などするよりも、書くほうがよいですものね。」 総コメント数:1 投稿日時:2017-05-30 11:41:46 |
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P.539 の気になるフレーズ 「人は思い出に対しては寛容だが、現代小説となるといろいろとケチをつけたくなるもの」 総コメント数:2 投稿日時:2017-05-30 11:45:59 |
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P.564 の気になるフレーズ 沈黙の空間であれば、メモ用紙でメッセージを交わせばいいのだわ。(中略)面と向かって言われるその声自体が恐怖になり得るし、その場で出た、考えなしの言葉というものは即答を迫るものだし。そうよ。書くことでメッセージを交わすなら考える余地が与えられるはずだわ。 総コメント数:1 投稿日時:2017-05-31 11:27:10 |
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P.570 の気になるフレーズ 一九七七年にテレビ放映された、いわゆるスリラーものの『記憶を借りた女』は突き抜けた感じのドラマだった。「ぞっとするほどの孤立感、孤独な者同士の絶望感。ベケットの戯曲『幸せな日々』では、主人公の女性は自身の記憶の中に身をうずめる。しかし、トーベ・ヤンソンの作品では女性は記憶を盗むのだ」 総コメント数:1 投稿日時:2017-05-31 11:42:09 |
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P.592 の気になるフレーズ 小説『誠実な詐欺師』にあるように、絵はみること、観察することを教えるものなのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2017-05-31 11:55:09 |
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P.594 の気になるフレーズ ここで重要なのは芸術と自然との境界線は何か、ということだ。ある夫婦が購入した絵画は梱包されていて中が見えない。少々そっぽを向いた二脚の椅子の絵だというが、夫婦の解釈は分かれている。絵を手にしているが、何を表しているものかがわからない。(中略)「芸術というものは何にでもなり得ますし、人は自分が見たいものをそこに見るものです。包みを開けずにそのまま壁に掛けるという方法もあるのではないですか。そうすれば喧嘩にもならないでしょうし」 総コメント数:1 投稿日時:2017-05-31 12:11:22 |
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P.599 の気になるフレーズ 「私たちのことを心配してくれる友達がいるけど、余計なお世話だ。もう年だからって、じゃあここを出て、日がな一日何をしろっていうの?と言ったらトゥーティは、シャボン玉でも吹いていなさいってことじゃない、って」 総コメント数:1 投稿日時:2017-05-31 12:14:56 |
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P.617 の気になるフレーズ ある秩序のようなものを今のうちに作っておいて、カオス状態になったものを誰かが片付けなくてもいいように。いい考えでしょう? 総コメント数:1 投稿日時:2017-05-31 19:11:46 |
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