自宅で参加できる読書会
NO. 00013497 DATE 2024 11 22

古都 の読書会ページ

古都(9784101001210)

古都

著者:川端,康成

出版社:新潮社 (196808)

ISBN-10:4101001219

ISBN-13:9784101001210

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P.6 の気になるフレーズ

「上のすみれと下のすみれとは、会うことがあるのかしら。おたがいに知っているのかしら。」と、思ってみたりする。すみれ花が「会う」とか「知る」とかは、どういうことなのか。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-12 18:56:24

P.7 の気になるフレーズ

「今年もそんなとこで、よう咲いておくれやしたな。」

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-12 19:01:35

P.11 の気になるフレーズ

「見張りをつけといたようなもんで、これほど、たしかなことはないやろ。」と真一は低く笑った。真一の低い笑いはきれいである。

総コメント数:2 投稿日時:2019-07-12 19:08:02

P.12 の気になるフレーズ

 千重子は神苑の入り口をはいるなり、咲き満ちた紅しだれ桜の花の色が、胸の底にまで咲き満ちて、「ああ、今年も京の春に会った。」と、立ちつくしてながめた。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-12 19:12:17

P.14 の気になるフレーズ

「なんて幸福そうなお嬢さんが、はいって来たかと思って、ちょっとかなしくなってね。少し頭も痛いところやし……。」

総コメント数:2 投稿日時:2019-07-12 19:20:49

P.16 の気になるフレーズ

 「よくみると、じつに女性的だね。」と言った。「しだれた細い枝も、それから花も、じつにやさしくて豊かで……。」
 そして、八重の花の紅には、ほのかなむらさきがうつっているようだった。
 「こんなに女性的とは、今まで思わなかった。色も風情も、なまめかしいうるおいも。」と、真一はまた言った。

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-12 19:31:27

P.18 の気になるフレーズ

 真一は振りかえって、
「千重子さんを負うて渡ってみたいなあ。」
「しとおみやす。尊敬するわ。」
 もちろん老女も渡れる飛び石である。

総コメント数:4 投稿日時:2019-07-12 20:04:23

P.28 の気になるフレーズ

「自己というもの、自分の感情というものがないの?」と、真一は言った。
「あり過ぎて、困るみたいなんどすけど……。」
「それをおさえて、殺してしまうの?」
「いいえ、殺さしまへん。」

総コメント数:2 投稿日時:2019-07-12 20:13:42

P.34 の気になるフレーズ

「もう竹の秋やな。」と、父は言った。

総コメント数:2 投稿日時:2019-07-12 20:21:15

P.42 の気になるフレーズ

「怒ってるのやないえ。そないな顔、せんとおきやす。言える若い人と、言われる年よりと、どっちがさびしいか、よう分かってまっしゃろ。」

総コメント数:1 投稿日時:2019-07-12 20:29:33

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