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地下室の手記 の読書会ページ

地下室の手記(9784102010099)

地下室の手記

著者:Dostoyevsky,Fyodor,1821-1881 江川,卓,1927-2001

出版社:新潮社 (201304)

ISBN-10:4102010092

ISBN-13:9784102010099

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P.41 の気になるフレーズ

実際問題として、たとえば、いつの日か、ぼくらの恣欲やら気まぐれやらの方程式がほんとうに発見されてだ、それらのものが何に左右されるか、いかなる法則にもとづいて発生するか、どのようにして拡大していくか、これこれの場合にはどこへ向って進んでいくか、といったようなことがわかってしまったら、つまり、ほんものの数学的方程式が発見されたら、そのときには人間、おそらく即座に欲求することをやめてしまうだろう、いや、確実にやめてしまうに相違ない。

総コメント数:1 投稿日時:2020-05-28 05:57:15

P.57 の気になるフレーズ

ぼくには地下室があるのだから。

総コメント数:1 投稿日時:2020-06-03 04:48:42

P.80 の気になるフレーズ

ぼくは彼にあてて、うっとりするような美文調の手紙を書いて、ぼくに対して謝罪するよう懇願し、これが拒絶されたら決闘だということを、かなりきっぱりとほのめかしてやった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-06-03 05:04:08

P.86 の気になるフレーズ

問題は、ぼくが目的を達したこと、品位を落さず、彼に一歩も道を譲ろうとせず、公衆の面前で社会的に彼と同等の人間だということを見せつけてやった点だった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-06-03 05:11:45

P.117 の気になるフレーズ

いうまでもなく、ぼくは出て行きはしなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-06-06 07:20:45

P.153 の気になるフレーズ

「どうしたんだい?」ぼくはやさしい関心を見せてたずねた。
「だって、あなたは……」
「なにさ?」
「なんだか、あなたは……まるで本を読んでいるみたいで」彼女はこうつぶやいた。そして、その声にはまたしても何やら嘲笑に似た調子が聞えた。

総コメント数:1 投稿日時:2020-06-05 06:00:09

P.167 の気になるフレーズ

早急に、また、どんな代価を払っても、ズヴェルコフやシーモノフに対してぼくの面子を回復しておかなければならなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-06-06 07:28:43

P.195 の気になるフレーズ

「ぼくはならしてもらえないんだよ……ぼくにはなれないんだよ……善良な人間には!」

総コメント数:1 投稿日時:2020-06-08 06:14:58

P.202 の気になるフレーズ

ところで、ひとつ現実に返って、ぼくからひとつ無用な質問を提出することにしたい。安っぽい幸福と高められた苦悩と、どちらがいいか? というわけだ。さあ、どちらがいい?

総コメント数:1 投稿日時:2020-06-09 06:02:18