ボヴァリー夫人 の読書会ページ
ボヴァリー夫人 著者:フローベール 生島,遼一 出版社:新潮社 (199705) ISBN-10:4102085017 ISBN-13:9784102085011
|
意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.122 の気になるフレーズ 「そうよ、かわいいひと。ほんとにかわいいひと……あのひと恋をしているのではないかしら?」と心にきいてみる。「だれを?……あたしを、だ!」 総コメント数:1 投稿日時:2018-12-15 10:43:08 |
|
P.139 の気になるフレーズ
「うるさいよっ」エマはいらいらしてくりかえした。 総コメント数:1 投稿日時:2018-12-15 15:23:42 |
|
P.150 の気になるフレーズ どうして自分はこの幸福が目の前にあらわれたときつかもうとしなかったのか? 総コメント数:1 投稿日時:2018-12-15 15:30:08 |
|
P.169 の気になるフレーズ またあらい縞のズボンの裾からは、踝のところに塗革をまわりにはった木綿靴がはみ出していた。靴は草がそこに映るほどよくニスを塗ってある。彼は片手を上着のポケットに入れ、麦稈帽子をななめにかぶって、馬糞の上をその靴でふんで行く。 総コメント数:1 投稿日時:2018-12-15 15:48:43 |
|
P.177 の気になるフレーズ なァに、義務とは偉大なものを感じ、美しいものを求めることで、なにからなにまでの社会の慣習をそのためにうける屈辱といっしょにうけいれることじゃないんだ。 総コメント数:2 投稿日時:2017-07-12 11:47:28 |
|
P.177 の気になるフレーズ いや、そういう道徳は二つあるのです。ちっぽけな、約束ごとの道徳、人間の道徳。たえず変わり、やかましくいいたてる。あすこに見える馬鹿どもの寄りあいのように下のほうで地面すれすれにうごいている道徳。 総コメント数:1 投稿日時:2017-07-12 11:56:23 |
|
P.187 の気になるフレーズ
「五十四年間勤続。銀牌。二十五フラン。これ、おまえさんがいただくんだぞ」 総コメント数:1 投稿日時:2018-12-15 16:19:25 |
|
P.203 の気になるフレーズ それに、エマは復讐の満足を感じてもいた。いままでずいぶん苦しんだじゃないか。が、いま勝った。長いあいだおさえてきた恋が、たのしく沸騰してすっかり一度にわき出した。もうなんの自責も、不安も、心配もなく、この恋を味わっているのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-12-16 08:51:47 |
|
P.208 の気になるフレーズ 今晩は、先生(薬剤師はこのドクターという言葉を使うのが好きで、これをいうと言葉のもつなにか荘重なものが自分にもはね返ってくるような気がするのだ) 総コメント数:1 投稿日時:2018-12-17 05:31:37 |
|
P.213 の気になるフレーズ エマがそこにひたって生きていた熱烈な恋は、川の水が底の土に吸いこまれるように、下のほうへ退いて行くようだった。彼女の目に底の土が見えた。彼女はそれを信じようとはせず、ますます愛情をつよめた。ロドルフはだんだん冷淡をかくさなくなった。 総コメント数:1 投稿日時:2018-12-17 05:41:46 |