自負と偏見 の読書会ページ
自負と偏見 著者:Austen,Jane,1775-1817 中野,好夫,1903-1985 出版社:新潮社 (199707) ISBN-10:4102131035 ISBN-13:9784102131039
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.445 の気になるフレーズ ほんの三月前までは、まるで光明の天使とでもいったみたいに、ちやほやされていたウィカムが、今では打って変って、メリトンじゅうから袋叩きだった。土地の商人という商人に、のこらず借りがあるということだし、女たらしという名誉の異名までとった女関係も、ついには手当り次第、商人の家庭にまで及んでいたという評判だった。 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-05 05:45:28 |
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P.457 の気になるフレーズ 「ほんとかしら?」読みおわると、エリザベスが叫んだ。「ほんとかしら、ウィカムが結婚するなんて?」 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-06 05:29:41 |
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P.469 の気になるフレーズ 彼女としては、娘がウィカムと駈落ちして、結婚前に、二週間も同棲していたという恥ずかしさよりも、むしろ娘が新調衣装を持たないために、自然結婚式そのものにも影響してくるであろう屈辱のほうが、はるかに苦痛だったのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-07 05:20:34 |
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P.483 の気になるフレーズ ミスター・ダーシーは、リディアの結婚式に、出席していたのだ! 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-08 05:18:10 |
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P.491 の気になるフレーズ ウィカムの負債は、そう、一千ポンドをはるかに越えたものになりましょうが、とにかく払います。それからリディアには、もともとあの人の贈与分の上に、さらに一千ポンドが贈られること、そしてウィカムの士官株も、お金で買ってやることになっています。 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-10 07:28:09 |
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P.525 の気になるフレーズ ビングリーは、きちんと時間通りに来た。ミスター・ベネットと二人、午前中は、約束通り鉄砲を射ってすごしたが、ミスター・ベネットも、彼が思っていたより、はるかに愉快な猟相手だった。もともとビングリーというのが、バカげた思い上りなど、微塵もない男だったので、しぜん彼としても、例の辛辣な皮肉を飛ばしたり、たまらなくなって黙ったりしてしまう必要はなかった。ビングリーの知るかぎり、きょうほどよくしゃべる、またきょうほど正常なミスター・ベネットは、見たことがない。 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-12 05:38:29 |
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P.536 の気になるフレーズ 二人は、林のほうへ通じる砂利道をすすんで行った。それにしては、いつもよりはまたいちだんと横柄で、無愛想なこの女、こっちだって、誰が進んで口など利いてやるものかと、ひそかにエリザベスは決心した。 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-13 05:34:59 |
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P.557 の気になるフレーズ 彼の立場を思ってみると、エリザベスの気持は、いよいよ苦しく、いよいよ不安になるのだった。とうとう思い切って口を開いた。そしてさっそく、あまり流暢ではなかったが、とにかく彼女のほうの気持は、かれの言ったとき以来すっかり変った。したがって、いまの彼の言葉は、深い感謝と喜びとをもってお受けすることができる、という意味のことを述べた。これを聞いた彼の喜び方は、おそらく一生はじめてのものだったかもしれない。 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-14 05:07:07 |
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P.577 の気になるフレーズ 「ほんとに、まあ! よかったわねえ! まあ、考えてもごらんなさいよ! あの、まあ、ダーシーさんがねえ! ねえ、こんなこと、誰が考えるかしら? まったくの話、ほんとなんでしょうねえ? あああ、いい子ですよ、リジー! どんなお金持に、どんなえらい人におなりだろうねえ! お化粧も、宝石も、馬車も、どんなに大したもんでしょう! ジェーンなんて、比べものにならないわよ――なるもんですか! ほんとにうれしいわねえ、お母様は――なんという幸福かしら! すばらしい男じゃないの! 好男子で、背が高くて! ねえ、リジー、いままであんなに嫌ったけど、お前からも、よくお詫び申し上げておくれね。(中略)あああ、リジー、リジー! ロンドンに家をもって! なにもかも、すばらしいことばかりじゃないの! 三人まで娘は結婚するし! 一年一万ポンドは入るし! あああ、わたし、どうなるのかしら? 気が変になりそうだわ!」 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-15 05:45:14 |
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P.595 の気になるフレーズ もともとオースティン家は、古い家柄で、田舎では上流の紳士階級に属していたが、ジェーンの生家は、一家の中ではどちらかといえば羽振りのよくないほうで、祖父は外科医、父は牧師というくらいだから、当時のイギリス社会ではあまり重んじられたほうの職業ではないことは、この小説、そのほか彼女の文学を読めばすぐわかるはずだ。 総コメント数:1 投稿日時:2019-02-16 04:22:27 |