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自負と偏見 の読書会ページ

自負と偏見(9784102131039)

自負と偏見

著者:Austen,Jane,1775-1817 中野,好夫,1903-1985

出版社:新潮社 (199707)

ISBN-10:4102131035

ISBN-13:9784102131039

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気になるフレーズの投稿一覧

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P.31 の気になるフレーズ

つまり自負心てのはね、どちらかといえばみずからを強くたのむことよ。それに対して虚栄というのはね、他人からこう思われたい、ああ思われたいという気持ちなのよ

総コメント数:2 投稿日時:2019-01-05 09:02:46

P.36 の気になるフレーズ

はじめはエリザベスを、ほとんど美人とは認めていなかった。舞踏会で見たときも、感心するどころか、次ぎに会ったときでさえ、ただあら探しのつもりで眺めただけだった。ところが、彼自身に対し、また友人たちに対して、いったいあの顔のどこに取柄がある? などと、はっきりそう言い切ったその瞬間から、なんと、はじめて気がついたことは、めずらしく聡明そうなその顔立ち、そしてそれが、あの美しい黒い瞳の表情によって見事に生かされている、ということだった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-06 05:31:55

P.54 の気になるフレーズ

食事がすむと、彼女はまっすぐジェーンのところへもどって行ったが、まるで出て行くのを待っていたみたいに、さっそくミス・ビングリーが、悪口をはじめた。

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-08 04:57:31

P.108 の気になるフレーズ

いや、いったいわたくしという人間はですな、いまさら申し上げるまでもないとは存じますが、この、いつでもご婦人方のおよろこびになるような、ちょっとしたうまいお愛想――これを、その、どんなときにでも、とっさにサッと言えるというところがございましてね。

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-11 05:34:50

P.112 の気になるフレーズ

いまではりっぱな家もでき、収入もたっぷり入るので、こんどは結婚のことを考えだした。こんどロンボーンへ和解を申し入れたについても、狙いはもちろん結婚にあった。もし世評通りの美人で、かわいい娘たちだったら、さっそくその一人を、妻に選ぼうという魂胆だった。限定相続に対して、その補償――あるいは罪亡ぼし――をしたいなどと言いだしたのも、わけはといえば、それだった。しかも当人としては、大得意だった。釣合いからいっても満点であり、また彼のほうからいえば、無私無欲、まことに高潔な処置であるはずだ、というのである。

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-12 08:02:09

P.125 の気になるフレーズ

僕に対する奴の仕打ちというものは、これはもうまったくひどいものでした。が、これははっきり申し上げていいと思うんですが、僕としてはですね、奴がなにをしようと、それは許せると思うんです。だが、ただ一つ許せないのは、奴が歿くなった父親の期待を、むざんに裏切り、亡父の名をまっ黒に汚していることなんです

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-13 06:49:16

P.164 の気になるフレーズ

ダンスなどは、ほんとうはどうだっていいので、第一の目的は、上手に近づいて、なんとか自分のいいところを見てもらいたいのだった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-14 14:21:20

P.175 の気になるフレーズ

「ああ、なにからなにまで、なんというかわいい人だろうなあ!」と、しきりに女をよろこばせるつもりらしいが、それがまたいよいよ無細工ときている。「そこでですね、もしご両親の名によって、おゆるしが出るということにでもなればですよ、むろん僕のこの申込みも、当然受けていただけるのでしょうね」

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-15 05:40:40

P.193 の気になるフレーズ

「でもね、リジー、相手の方のお姉さんも、お友達もみんな別の結婚を望んでいるような人と結婚してね、かりにいちばんよくゆくとしてよ、果してわたし幸福になれるものかしら?」

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-17 05:51:17

P.195 の気になるフレーズ

だが、その実シャーロットの親切は、とてもエリザベスなどの思いも及ばないところに、その狙いはあったのだった――つまり、ミスター・コリンズの鉾先を、すべて自分にひきつけてしまうことによって、もはや二度とふたたびエリザベスのほうには、向けさせないということだった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-01-18 06:01:44

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