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キュー 著者:上田 岳弘 出版社:新潮社 (2019年05月29日頃) ISBN-10:4103367350 ISBN-13:9784103367352
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
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P.82 の気になるフレーズ いいかい? 立花君、予言とはな、外すためにこそ言うんだ。皆は、俺みたいな輩が言ったことを、本能的に避けようとするからな 総コメント数:1 投稿日時:2019-08-27 05:29:12 |
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P.206 の気になるフレーズ 「我々は実践的だから、成果が必要です。とても大きい戦争をしたから、成果がないといけないね。この国の憲法の中に、何を入れる? 新しい、意義のあるものがいい」 総コメント数:1 投稿日時:2019-08-27 05:38:16 |
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P.230 の気になるフレーズ ふと、「叶えられた祈り」という言葉が脳裏をかすめた。同時に、夜のダイナーを外から描いた殺伐とした絵も。僕はアメリカの画家の描いたその絵が好きだった。本物は見たことがないし、その絵がカバーに付いていた文庫本の中身も詳しくは覚えていない。でも、その絵がその言葉に似つかわしくないように思った印象が強く残っている。四角く切り取られた、人工的な光。祈りが叶えられてしまった静けさとわびしさ。 総コメント数:1 投稿日時:2019-08-31 07:06:17 |
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P.237 の気になるフレーズ 何でもいいが、誰だって何かに執着している。少なくとも私の目にはそう映る。 総コメント数:1 投稿日時:2019-08-28 06:52:27 |
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P.251 の気になるフレーズ 誰かをペテンにかけるためには、まず相手に信じさせたい物語を自ら信じ込む必要がある。 総コメント数:1 投稿日時:2019-08-29 06:28:30 |
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P.305 の気になるフレーズ 人格そのものによって評価される世界に住むという夢である。 総コメント数:1 投稿日時:2019-08-30 06:49:19 |
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P.361 の気になるフレーズ 例えば古い映画を見たり、写真や絵を見たり、そういう時には必ず、恭子はこれを好むだろうかとか、恭子ならどういう解釈をするだろうかということを考えた。他者の視点が自分の人格の一部に含まれていると考えるのは結構心地よかった。もっともそれは、僕が夢想する恭子の視点に過ぎないのだが。 総コメント数:1 投稿日時:2019-08-31 07:27:55 |
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P.374 の気になるフレーズ 「手に入れたものを使って、より複雑な不幸を生成し続ける生き物でもあります」 総コメント数:1 投稿日時:2019-08-31 07:32:11 |
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