騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 の読書会ページ
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騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 著者:村上 春樹 出版社:新潮社 (2017年02月24日頃) ISBN-10:410353432X ISBN-13:9784103534327
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.27 の気になるフレーズ 私はただ様々な事情に流されるままに、いつの間にか自分のための絵画を描くことをやめてしまった。結婚して、生活の安定を考慮しなくてはならなかったことが、そのひとつのきっかけになったわけだが、そればかりではない。実際にはその前から既に私は「自分のための絵画」を描くことに、それほど強い意欲を抱けなくなってしまっていたのだと思う。私は結婚生活をその口実にしていただけかもしれない。 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-01 06:53:19 |
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P.29 の気になるフレーズ 「何日か前に、明け方近くにある夢を見たの」と彼女はそのかわりに言った。「現実と夢との境目がわからないくらい生々しい夢だった。そして目覚めたとき、こう思ったの。というか、はっきり確信したの。もうあなたとは一緒に暮らしていけなくなってしまったんだと」 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-02 06:29:07 |
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P.33 の気になるフレーズ 「さあ、わからない」と私は言った。そんな先のことまで考える意識の余裕は、私にはなかった。足元の地面でさえもうろくに残ってはいないのだ。今ここに立っていることで、ほとんど精一杯なのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-06 18:30:52 |
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P.76 の気になるフレーズ 四十歳という年齢は人にとってひとつの分水嶺なのだ。そこを超えたら、人はもう前と同じではいられない。 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-07 05:51:57 |
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P.175 の気になるフレーズ 最近では能力さえあれば、たいていのことはコンピュータでできちゃうのよ。私の知り合いに、ずっと自宅で仕事をしている外科医がいる。熱心なサーファーで、海のそばを離れたくないということで 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-08 06:23:03 |
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P.263 の気になるフレーズ どれくらいの時間が経過したのか、よく覚えていない。ふと気がついたときには室内はずいぶん薄暗くなっていた。秋の太陽は既に西の山の端に姿を消していたが、それでも私は灯りをつけるのも忘れて仕事に没頭していたのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-10 06:37:00 |
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P.282 の気になるフレーズ しかし彼がその絵を気に入ったとしても気に入らなかったとしても、私にはもう手の打ちようがなくなっていた。その絵はどう考えても既に私の手から、また私の意思から遠く離れたものになっていたからだ。 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-13 06:42:26 |
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P.300 の気になるフレーズ 卓越したアイデアとは多くの場合、暗闇の中から根拠もなく現れてくる思念のことです 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-13 06:51:53 |
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P.313 の気になるフレーズ
「『阿部一族』って読んだことないわ。面白い?」 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-14 06:12:59 |
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P.351 の気になるフレーズ 諸君はそうして諸君の姿かたちをとっておるが、そもそもはいったい何なのだ? 総コメント数:1 投稿日時:2017-03-15 06:08:52 |