羊と鋼の森 の読書会ページ
羊と鋼の森 著者:宮下,奈都 出版社:文藝春秋 (201509) ISBN-10:4163902945 ISBN-13:9784163902944
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.26 の気になるフレーズ 顔はそっくりなのに、と僕は思った。おかしな感想だけど、まずそう思ったのだ。顔はそっくりなのに、さっき「姉」が弾いたのとはまったく違うピアノだった。温度が違う。湿度が違う。音が弾む。「妹」のピアノは色彩にあふれていた。 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-21 05:32:16 |
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P.55 の気になるフレーズ
こんな日に。記憶にある限り、僕の人生でいちばんだめだった日に。 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-21 05:45:26 |
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P.57 の気になるフレーズ 「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-21 05:53:04 |
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P.83 の気になるフレーズ 「あきらめないことです」 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-22 06:04:36 |
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P.95 の気になるフレーズ 僕自身が常日頃思っていたはずのことが、裏返しに出てきてしまった感じだった。山と町。都会と田舎。大きい小さい。価値とは何の関係もない基準に、いつのまにか囚われていた。 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-22 06:10:52 |
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P.120 の気になるフレーズ 何ひとつ無駄なことなどないような気がすることもあれば、何もかもが壮大な無駄のような気もするのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-23 07:23:56 |
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P.125 の気になるフレーズ 才能が試される段階にさえ、僕はまだ到達していない。 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-23 07:29:29 |
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P.153 の気になるフレーズ 「ばあちゃんは兄貴のことが自慢だったんだよ」 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-23 09:01:13 |
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P.172 の気になるフレーズ
端正な調律だった。ついてまわっているときにはわからなかった。ひとりでやるようになってからあらためて見ると、一連の作業が丁寧であることも、柳さんの手先がとても器用なことも、よくわかる。 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-23 09:04:35 |
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P.194 の気になるフレーズ 調律師になる、と決めたときのよろこびを、今でもはっきりと思い出せる。 総コメント数:1 投稿日時:2018-09-23 09:15:35 |