アロハで猟師、はじめました の読書会ページ
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アロハで猟師、はじめました 著者:近藤 康太郎 出版社:河出書房新社 (2020年05月26日頃) ISBN-10:430902887X ISBN-13:9784309028873
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
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P.15 の気になるフレーズ 猟師になると決心して、田の師匠に打ち明けると、完全に馬鹿にして、薄笑いされた。百姓も一人では満足にできない都会者に、猟師などできるわけがない。たしかに、薄笑いされても仕方がない無謀な試みだった。猟師デビューは、そのスタートラインに立つだけでも激しく難しいことが、すぐに分かる。 総コメント数:1 投稿日時:2020-06-12 06:20:22 |
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P.25 の気になるフレーズ あとで聞いたことだが、これは新米猟師にはけっして珍しいことではないという。獲物に遭遇して、撃って、はずす。これはまだ、耐えられる。自分の腕が悪いのだから。だが、獲物に会うことさえできず、弾を撃つこともない。これは、こたえる。何週間も続けば、だれでもへこたれる。せっかくとった免許を捨て、辞めていく新人猟師も多いのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2020-06-15 06:13:22 |
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P.38 の気になるフレーズ 人が何年も歩いていないような“道”だ。とても手では払いのけられない濃い竹やぶや、イバラ、アザミなどをかいくぐる。竹をくぐり、やぶを抜け、這うようにして前進し、手や顔が傷だらけになる。小枝が鼻の穴を突き刺す。まともな人間は決して通らない。ところどころは、やぶが密生しすぎていて、どうやっても抜けられない。そのときは、水路に降りたりもする。しばらく水路を進み、背丈の届く場所を見つけて、よじ登って再び小道に戻る。 総コメント数:1 投稿日時:2020-06-16 06:32:42 |
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P.67 の気になるフレーズ アウトドアショップをしているブラ師の年収は、たいへん失礼ながら、それでほんとうに生活できるのかと驚くほどの額だ。しかし、身なりにも態度にも、どこにも貧相さはない。堂々として、なにより楽しそうに生きている。米も野菜も、多くの各種サービスも、どうやらブラ師は、貨幣を通さない交換経済でまかなっているらしいのだ。 総コメント数:1 投稿日時:2020-06-17 06:42:22 |
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P.73 の気になるフレーズ だから、ハンターは、獲物を探すのも、撃つのも、解体するのも、人から見えない方へ、見えない方へ、山の奥へ奥へと進んでいく。人から離れる。それが、猟師の動きの基本だ。憑かれたように猟にはまっていった大きな要因のひとつが、自分の場合、これだったように思う。人から離れる。世間と逆をいく。離れることによって見えてくることは、ある。 総コメント数:1 投稿日時:2020-06-19 06:20:17 |
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P.152 の気になるフレーズ 怖い先輩、上司は、いま、日本では絶滅危惧種である。パワハラ、セクハラが怖くてだれも仕事を教えてくれない。(中略)組織外の、企業研修のプロが教えてくれるものになった。 総コメント数:1 投稿日時:2020-07-04 06:48:23 |
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P.196 の気になるフレーズ 猪や鹿肉のパック詰め肉を、近所や知り合いにどんどん配り始めた。ここで重要なのは、見返りを求めないことだ。 総コメント数:1 投稿日時:2020-07-04 06:56:55 |
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