変身/掟の前で の読書会ページ
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変身/掟の前で 著者:フランツ・カフカ/丘沢静也 出版社:光文社 (2007年09月) ISBN-10:4334751369 ISBN-13:9784334751364
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気になるフレーズの投稿一覧
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P.123 の気になるフレーズ
「さて」とザムザ氏が言った。「これでわれわれも神に感謝できるぞ」。十字を切ると、3にんの女もそれにならった。グレーテは死体から目をそらさず、こう言った。「ほら、なんてやせているんだろう。ずいぶん長いあいだ、なんにも食べてなかったからね。食べ物が部屋に入ってきても、そのまま出ていっちゃってたんだ」。実際、グレーゴルのからだは、完全にぺちゃんこで、からからに乾いていた。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-17 07:31:26 |
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P.139 の気になるフレーズ ちなみに、自由ということを人間たちはあまりにもしばしば勘違いしている。自由はもっとも高貴な感情と思われていますが、それに対応する錯覚もまた、もっとも高貴な感情だと思われているのです。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-19 06:33:40 |
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P.153 の気になるフレーズ 門番はどれも受けとったが、受けとりながらこう言った。「受けとってやるが、ただそれは、お前のためにすぎん。なにか、し忘れたことがあったんじゃないかと、おまえが思わんように」。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-19 06:43:03 |
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P.179 の気になるフレーズ くり返しは国語の時間でも嫌われ者だ。なぜだろう? 私は、毎日おなじドックフードにも尻尾をふる。くり返しは好物だ。というだけでなく、くり返しはレトリックの基本でもある。カフカはくり返しを多用している。 総コメント数:1 投稿日時:2020-05-19 06:53:02 |
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