宮沢賢治の世界 の読書会ページ
宮沢賢治の世界 著者:吉本隆明/著 出版社:筑摩書房 (20120801) ISBN-10:4480015485 ISBN-13:9784480015488
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気になるフレーズの投稿一覧
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P.136 の気になるフレーズ この比喩ばなしで何をいおうとしているかといえば、さまざまな段階、さまざまな場所、さまざまな境遇にいる人たちすべてに、それぞれの場所に応じてチャンと通路がつけてあって、誰がどういうふうにやっても悟りの境地に行ける通路をつけることがなされていなかったら、ほんとうの悟りではないといおうとしているわけです。 総コメント数:1 投稿日時:2015-01-28 05:53:56 |
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P.230 の気になるフレーズ そうすると、宮沢賢治の詩の概念では、意識の持続の流れをつらねて、一種のリズムをとって完結したものが詩なんだという考え方よりも、意識のなかに幾種類かあることばの出どころを全部間違いなく区別しながら記述することが詩なんだという、詩にたいするまったく違う考え方があったようにおもわれます。 総コメント数:1 投稿日時:2015-02-04 05:29:09 |
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