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多読術 著者:松岡正剛 出版社:筑摩書房 (2009年04月) ISBN-10:4480688072 ISBN-13:9784480688071
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.14 の気になるフレーズ 読書って二度する方がいいんです。同じ本をね。というのは、読書にはその本のこととはべつに、いつ読んだのか、どんな気分で、どんな感受性のときに読んだのかということが、密接にかかわっている。道中がくっついている。宿泊先の枕の感触もくっついている。読んだ本の感想を書くには、このことも無視できない。 総コメント数:1 投稿日時:2020-01-28 06:03:05 |
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P.14 の気になるフレーズ そのとき「千夜千冊」を綴るにあたって、書評や批評にはするまいと決めた。 総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:16:48 |
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P.23 の気になるフレーズ
読書にもさまざまな「好み」や「癖」があったっていいんですね。立派な読書はこういうものだなんて、決められないと思ったほうがいい。 総コメント数:1 投稿日時:2020-01-30 06:10:55 |
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P.31 の気になるフレーズ さらにもうひとつは、これも「本と人」のつながりに関係がある話ですが、ぼくは五年の後半から小学校で図書委員にさせられたんです。そうすると図書室の閲覧カードに読書の履歴を見ることになる。閲覧カードを見ると、たくさんの人の名前が書きこんである。いろんな人が一冊の本をいろいろな時期に読んでいる。何月何日に、その一冊の本を読んだということが書いてある。 総コメント数:1 投稿日時:2020-01-28 06:07:52 |
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P.40 の気になるフレーズ こういうふうに言葉にならないときの大半は、実はわかっていないと言っていいでしょう(笑)。 総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:20:15 |
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P.77 の気になるフレーズ しかし実は、「読む」という行為はかなり重大な認知行為なんです。それは単立した行為ではないんです。複合認知です。表面的には文字や言葉や意味を追うわけですが、そこにはいろいろなことがまじっている。たとえば「声」もまじっているし、文字の「形」もまじっている。むろん文法も語法も、イメージもメタファー(暗喩)も、そして社会観や生理感覚もまじっている。「読む」というのは、そういういろいろなものと自分とを一緒に感じることなんです。 総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:23:08 |
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P.82 の気になるフレーズ 自分の気になることがテキストの“どの部分”に入っているのは、それを予想しながら読むということです。 総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:25:57 |
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P.125 の気になるフレーズ 本はいろいろな読み方をするべきで、つまりは平均的な読書を求めてもダメだということですよ。ゆっくり読んでもいいし、お茶漬けをかきこむように読んでも、何人かで感想を言いあうために読んだっていいんです。いや、むしろそのようにギアチェンジをしてでも、多様な読み方をするべきですよ。 総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:29:42 |
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P.128 の気になるフレーズ 集中多読のときは服装も変えた。ラフなセーターでニーチェを読むのと、ワイシャツにベルトをしてニーチェを読むのとでは、ちがうんです(笑)。 総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:32:01 |
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P.129 の気になるフレーズ
ぼくが最も感動して真似したのは、兵庫県の但馬に「青谿書院」を開いた池田草庵の方法ですね。但馬聖人とよばれた。のちに吉田松陰が真似をするのですが、二つありまして、ひとつは「掩巻」というもので、これは書物を少し読み進んだら、そこでいったん本を閉じて、その内容を追想し、アタマのなかですぐにトレースしていくという方法です。(中略) 総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 08:34:22 |