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噓の木 の読書会ページ

噓の木(9784488010737)

噓の木

著者:Hardinge,Frances 児玉,敦子

出版社:東京創元社 (201710)

ISBN-10:4488010733

ISBN-13:9784488010737

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P.14 の気になるフレーズ

思いがけない誘惑があれば、どうしても抗えなくなる。放置された封筒から誘いかけるように顔をのぞかせている白い手紙。鍵のかかっていないドア、盗み聞きなど夢にも思っていない無防備な会話。

総コメント数:1 投稿日時:2018-06-09 09:54:03

P.14 の気になるフレーズ

思いがけない誘惑があれば、どうしても抗えなくなる。放置された封筒から誘いかけるように顔をのぞかせている白い手紙。鍵のかかっていないドア、盗み聞きなど夢にも思っていない無防備な会話。

総コメント数:1 投稿日時:2018-06-09 09:54:08

P.107 の気になるフレーズ

「でも、わたしは賢いです」大きな声ではなかったが、口に出していた。自分の口が言葉を発するのが聞こえた。
「なんといった?」
七年間のみこんできた思いを、もうこれ以上抑えておくことはできなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2018-06-09 10:04:42

P.141 の気になるフレーズ

ベッドサイドのテーブルには、家庭用の大きな黒い聖書がのっている。フェイスはこれまでに何度も、うしろの白紙のページに記された家族の誕生と死と結婚の記録に目を通してきた。弟たちの名前は命日とともに記録されている。こんどはそこにエラスムス・サンダリーの名が加わる。またひとり、ちっぽけな人間の命がハエのように聖書のページにはさまれて押しつぶされるのだ。

総コメント数:2 投稿日時:2018-06-09 10:18:56

P.189 の気になるフレーズ

ハワードは物事の仕組みを理解したがり、世界が公平であると思いたがっている。ところが残念なことに世界は公平ではなく、ハワードはその事実に直面するたびに、感情を爆発させるのだ。フェイスがなにもしなければ、ハワードは具合が悪くなるまで叫びつづけることになる。

総コメント数:5 投稿日時:2018-06-12 09:59:39

P.409 の気になるフレーズ

「あなたはたいせつな娘よ。でも、なにをいっているのか、ちっともわからないわ」

総コメント数:1 投稿日時:2018-06-12 10:19:28