読書力をつける の読書会ページ
読書力をつける 著者:阿部,謹也,1935-2006 出版社:日本経済新聞社 (199703) ISBN-10:4532145279 ISBN-13:9784532145279
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.9 の気になるフレーズ あなたは外へ眼を向けていらっしゃる、だが何よりも、今あなたのなさってはいけないことがそれなのです。誰もあなたに助言したり手助けしたりすることはできません、誰も。ただ一つの手段があるきりです。自らの内へおはいりなさい。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-01 06:08:20 |
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P.38 の気になるフレーズ
では、現代の我々、とくにサラリーマンはどうやって世界を見ているのでしょうか。たとえば、コンピューターを操作することも労働ですから、そうした労働を通して世界が見えるか、というと、やはり、見えにくいのではないかと思います。見える面もあるけれども、見えない面もある。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-02 06:06:41 |
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P.47 の気になるフレーズ 中世の手紙は、「ブリフトレーガー」と呼ばれる手紙を配る人が持って行くわけですが、彼らが行く町々で披露してしまう。したがって、「自分の手紙が目的地に届くまでには、何人もの目にふれる」ということを前提として書かれています。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-03 06:08:38 |
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P.53 の気になるフレーズ 十八世紀以前、つまり十六~十七世紀ぐらいまでは、書物の数が少なく、その頃までは音読が読書の普通の形でした。宗教改革以後、「黙読」という形ができてきます。それ以前は、書物は黙読するものではなく、基本的には朗読するものでした。誰かが朗読をしている間、他の人たちは食事をしながらそれを聞いたのです。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-04 08:22:03 |
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P.64 の気になるフレーズ 書物とは不思議なもので、私たちは書物の内容を読むことが主目的だと通常は考えています。したがって書物の装丁や形態は問わないかに思われますが、実は私たちも書物の装丁にはかなりこだわる場合があるのです。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-04 08:29:53 |
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P.71 の気になるフレーズ 「自分が社会のなかでどういう位置にいるか」ということがわかれば、「自分が社会にどう貢献できるか」がわかりますし、「自分の仕事がどんな意味をもつのか」もわかるわけです。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-06 06:27:58 |
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P.95 の気になるフレーズ 今の自分の仕事にひっかかるものがなければ、漫然と古典を読んでも身につかないのです。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-07 06:21:50 |
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P.113 の気になるフレーズ
問題は、日本の社会で、「友情を大切にする」「人には親切にする」「正しいと思ったことは勇気をもって発言する」「確信をもって行動する」ということが、そのままではたぶん教訓にはならないということです。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-08 06:45:44 |
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P.120 の気になるフレーズ 「読解にはどういう態度が必要か」というところで、謙虚さが必要だ、と先に述べました。この謙虚さの中身は、「まず第一に、いかなる学知も、いかなる書物も軽んじないこと」です。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-09 05:53:44 |
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P.155 の気になるフレーズ 日本では「個」という問題を考えるときに、「家」の問題がありました。だから、漱石の時代の作家たちは、基本的に、常に家の問題を主題にしています。当時はまず家から脱出しなければなりませんでした。今は家が崩壊しつつありますから、今度は家を脱出したときに「自分のアイデンティティーをどこに求めるか」という問題に直面しています。 総コメント数:1 投稿日時:2015-07-10 06:26:28 |