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ジェイン・オースティンの読書会 の読書会ページ

ジェイン・オースティンの読書会(9784560027394)

ジェイン・オースティンの読書会

著者:Fowler,KarenJoy 矢倉,尚子,1951-

出版社:白水社 (200602)

ISBN-10:4560027390

ISBN-13:9784560027394

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気になるフレーズの投稿一覧

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P.61 の気になるフレーズ

オースティンの小説にお伽噺のテーマを読みとるのはかまわない。それなら彼女自身も試みたことがある。『自負と偏見』に『美女と野獣』、『説得』に『シンデレラ』、などなど。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-23 05:23:28

P.64 の気になるフレーズ

小説の中の男に惹かれることはよくあった。小説の中の男は概して女より情熱的だからだ。ところが現実には女のほうが男より情熱的なのだ。概して。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-25 05:15:40

P.68 の気になるフレーズ

スカイダイビングをやってみたのは、小説が書けないスランプの解毒剤のつもりだった。何かをふっ切りたかったのだ。だから虚空を真っ白なページに見立て、その中に身を投じた。スカイダイビングは隠喩だった。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-25 05:32:33

P.69 の気になるフレーズ

女は善良な男なんか興味ないんだよ。男たちは聞き役を引き受けてくれる心やさしい女を見つけると、ビールをあおりながらそうこぼし続ける。我が身の御しがたい善良さを嘆きながら、大声で自分を責めるのだ。だがこうした男をよく知ってみると、じつは自分でおもっているほど善良な人間ではないことが多い。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-25 05:41:58

P.84 の気になるフレーズ

「実をいうとね」とアレグラは言ったが、ジョスリンの経験では、この言葉のあとにいい話が来ることはめったになかった。「もし創作と私とどっちかを選ばなきゃならなくなったら、彼女は絶対創作を選ぶのよ。それって気にすべき? そんなことないわよね。そう言う私だって、全力投球型だものね」
「実を言うとね」シルヴィアが答えた。「どちらかを選ばなきゃならない状況なんて、あるわけがないのよ。だから答えは永久にわからないでしょうね」

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-25 05:55:52

P.89 の気になるフレーズ

よくもコリンは、アレグラの打ち明け話を小説にして雑誌社に送るようなまねができたものだ。
よくもコリンは、その小説をどの出版社にも採用されないほどお粗末に書けたものだ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-25 06:01:46

P.90 の気になるフレーズ

「ジェインが言っていることの半分はアイロニーよ。アイロニーは二つのことを同時に言う手段なのよ」

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-25 06:05:46

P.95 の気になるフレーズ

「この図書館にはジェイン・オースティンの本もまた、一冊もない。それだけで、ろくに本のないこの図書館が、そこそこましな図書館になっている。」
  マーク・トウェイン

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-25 06:10:17

P.100 の気になるフレーズ

本の素晴らしいところは、書かれた言葉はけっして揺らがないということだ。自分が変われば本の読み方も変わっていくだろう。だが本そのものはいつも同じなのだ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-03 05:32:48

P.102 の気になるフレーズ

プルーディーは当日は活発な議論になるだろうと期待し、自分でもいろいろな意見を言うつもりで、数日前からインデックスカードに書き出して暗記していた。整理整頓こそ最大の武器と信じ込んでいる、生まれついてのガールスカウトなのだ。家のどこを掃除して、何の料理を作り、何を発言するか、すべてリストにした。読書会のホスト役を真剣に受けとめていたからだ。権威と、責任感をもって。

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-03 05:41:04

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