働かないアリに意義がある の読書会ページ
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働かないアリに意義がある 著者: 出版社:山と溪谷社 (2021年08月31日頃) ISBN-10:4635049205 ISBN-13:9784635049207
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
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P.15 の気になるフレーズ ハチやアリではコロニーのなかにはメスしかいません(本書では特別な場合を除き、次世代を生む能力をもつ個体をメスとしています)。働きバチや働きアリもみんなメスです。 総コメント数:1 投稿日時:2022-07-04 04:15:05 |
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P.46 の気になるフレーズ なんと、お利口な個体ばかりがいるより、ある程度バカな個体がいるほうが組織としてはうまくいくということです。人間社会に当てはめてみると、例えば、飛び込みの営業は失敗する確率も高いが、新たな販路開拓に有効なこともある、といったところでしょうか。 総コメント数:1 投稿日時:2022-07-10 04:21:42 |
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P.65 の気になるフレーズ このように、働くものだけを取り出してもやはり一部は働かなくなる、という現象は、人間における社会学の領域で「2:8の法則」とか「パレートの法則」と呼ばれており、まことしやかな伝説としてはとても有名ですが、少なくともシワクシケアリの世界では実在する現象だったわけです。 総コメント数:1 投稿日時:2022-07-13 06:32:13 |
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P.78 の気になるフレーズ 働かないものにも、存在意義はちゃんとあるのです。 総コメント数:1 投稿日時:2022-08-15 09:02:11 |
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P.120 の気になるフレーズ 通常ワーカーには単眼(昆虫の主な眼である小さな目が集まった複眼とは別に、複眼を構成する単位が個別に存在する光受容器官。普通は額にある)がありませんが、40年ほど前から日本のところどころで、単眼をもっていて少しサイズの大きなワーカーを含むコロニーが見つかっていました。単眼をもつワーカーは最初、女王になりそこなった奇形だと考えられていましたが、琉球大学の辻和希博士、東京大学の土畑重人博士らと私たちの共同研究によって、これらの単眼をもつワーカー(単眼型)は、通常のワーカーとは遺伝的に異なる系統であり、社会システムに寄生する利己的な裏切り者であることがわかってきました。 総コメント数:1 投稿日時:2022-08-15 09:14:08 |
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P.143 の気になるフレーズ アリは空中で交尾する種類が多いのですが、空中には鳥やコウモリなどの捕食者がいるため、とても危険です。 総コメント数:1 投稿日時:2022-08-22 06:33:08 |
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P.178 の気になるフレーズ 現在の生物の世界はとても多様です。世界中に生物が何種類いるのかはまだまったく明確になっていませんが、現在記録されているものだけでも数百万種はいるでしょう。しかし、発見されているすべての生物が核酸(DNA、RNA)に書かれた遺伝情報をタンパク質に翻訳して生命活動を行うことなどから考えて、地球の歴史上、生命はたった1回しか現れなかったと考えられています。ということは最初、生物はたった1種類だったはずです。それが長い進化の過程を経てたくさんの種類になり、生物の世界はどんどん多様化してきたのです。 総コメント数:1 投稿日時:2022-08-28 10:19:13 |
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P.186 の気になるフレーズ 進化は、永遠に終わることのない過程ですが、もしも「完全な適応」が生じれば進化は終わります。私は講義のなかで学生に「すべての環境で万能の生物がいれば、進化は終わるのか?」という問いを必ず投げかけます。全能の生物がもしいれば、どのような環境でも競争に勝てるため、世界にはその生物しかいなくなるからです。 総コメント数:1 投稿日時:2022-08-28 11:57:45 |
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P.195 の気になるフレーズ 変わる世界、終わらない世界がどのようなものになっていくかは誰にもわかりません。しかし願わくは、いつまでも無駄を愛し続けてほしい。短期的な効率のみを追求するような世界にはなってほしくないと思います。 総コメント数:1 投稿日時:2022-08-28 12:02:31 |
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