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読書と教育 著者:池田知隆 出版社:現代書館 (2019年04月10日頃) ISBN-10:4768458556 ISBN-13:9784768458556
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.8 の気になるフレーズ 半世紀以上も前のことだが、私は「本を読もう」と繰り返し語る一人の国語教師と出会った。その教師は、本を開くことは、深く考えること、生きることにつながっている、と言い続けた。なかば強制的に小説、それも長編小説を読ませようとした。そのことをとおして、いま、どんな時代に生きているのか、しっかりと考えさせようとした。 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-07 05:23:37 |
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P.19 の気になるフレーズ 脇目もふらずあくせく勉強したあと、どんな人生が待ち受けているのだろうか――。単調な受験生活を想像するだけでも、耐えられない気持ちになった。そんなとき、十五歳から二十歳までの間、伸び伸びと過ごせそうな高専は魅力的に見えた。 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-07 05:31:31 |
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P.21 の気になるフレーズ
棚町の授業方針は、 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-07 05:42:51 |
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P.72 の気になるフレーズ 『平家物語』だったかのとき、「四条烏丸の邸」云々というところで、絶句赤面された。しばらくあって、あっけにとられているわれわれ悪童に、衷心より恥かしそうに「まことに相すまぬことです。うっかりして、とんだことをしました。四条と烏丸通りの角の邸といえば四ヵ所が考えられる。その何の角か調べるのを失念しました。お恥かしいことです」と断られたのには、一同唖然たるとともに先生の学究としての良心に打たれたものである。 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-08 05:29:57 |
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P.141 の気になるフレーズ
Don't teach your students engineering:teach them to be engineers! 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-12 06:28:22 |
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P.160 の気になるフレーズ 「人生や時間は不可逆だ。ノートへの抜き書きは、時間を異にする自分の思考との出会いを確実にする記録である」と棚町は言い、「抜き書きを重ねていくことにより読書センスが養われていく」と繰り返し強調した。 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-12 12:30:11 |
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P.217 の気になるフレーズ 学校教育では哲学や宗教をめぐって考える時間はなく、生き方を問う言葉は意外にも避けられている。生き方を考えることは受験勉強をしている若い人に疑問を投げかけることにつながりかねず、考えるのは進学先が決まってからでいい、と先送りするように社会や家庭から若い人に無言の圧力がかけられている。 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-13 04:45:55 |
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P.219 の気になるフレーズ 人と人が向き合い「教え、育む」という教育はどのように築いていくべきか。教育は「自己」と「他者」について正しく知ること、言葉で考えることから始まるのは言うまでもない。 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-13 04:50:26 |
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P.222 の気になるフレーズ 現在の政界・官界・経済界のなかにも確かに優秀なエリートはたくさんいる。だが、古典や小説の類はあまり読んでいそうにない。多くの政治家たちは目先の利害調整に憂き身をやつし、日常的な権力闘争に明け暮れて、長いスパンで考える思想や哲学に触れる訓練がなされていない。小学生のときから塾通いに追われ、中学・高校と厳しい受験戦争に勝ち抜かなければその地位につくことができないのだから、当然ではあろう。学歴が高くても、書物や活字をまったく寄せ付けない人も少なくない。 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-13 04:59:39 |
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P.224 の気になるフレーズ 21世紀は非常に多くの情報が行き交う時代ですが、気持ちを分かち合うためには、お互いに何を感じているのかを伝えあわなければいけません。 総コメント数:1 投稿日時:2019-10-13 05:03:11 |