バルザック「人間喜劇」セレクション(第7巻) の読書会ページ
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バルザック「人間喜劇」セレクション(第7巻) 著者:オノレ・ド・バルザック/鹿島茂 出版社:藤原書店 (1999年11月) ISBN-10:4894341557 ISBN-13:9784894341555
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.9 の気になるフレーズ レスト―さんの母親は、何百万ものお金を食いつぶすような人なのよ。ゴリオとかいう卑しい生まれで(レスト―伯爵夫人アナスタジーは、ゴリオじいさんの長女)、以前はずいぶん噂になったものだわ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-06 06:15:53 |
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P.28 の気になるフレーズ
伯爵がわしに背を向けたので、わしは手形をポケットから半分出して、ちらつかせてやった。この情け容赦のない身ぶりを見て、若い女は私の方にやってくると、ダイヤモンドをひとつ差し出して言った。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-07 06:35:09 |
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P.41 の気になるフレーズ 『若い者はなんて馬鹿なんだろう!いいかね、代訴人どの、あんたも一杯食わされることのないよう、知っておかなくちゃならんことだが、三十歳までの人間なら、その誠実さと才能は、まだ抵当のようなものとして当てにできる。しかしその年齢をすぎると、人間はもはや信用できんのだ』 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-07 06:18:02 |
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P.51 の気になるフレーズ 『ここにあるダイヤモンドを、買い戻す権利を残したまま、お金にする方法があるでしょうか』と彼女は、彼の方に宝石箱を差し出しながら、ふるえる声で言いました。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-08 05:58:27 |
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P.65 の気になるフレーズ 『わが息子よ、わしは君に、感謝の念を抱かずにすむようにしてやったのさ。わしには何の借りもないと信じる権利を君に与えることでね。だからわれわれは、今もこの世でいちばんの友だちなのさ』 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-08 05:38:31 |
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P.104 の気になるフレーズ あいつは、一八一九年には、あの有名なビアンションと一緒に、カルチエ・ラタンの惨めな賄い付きの下宿屋にいたんだぜ。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-09 05:15:18 |
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P.117 の気になるフレーズ まずはじめに言っておくが、彼の名前はゴドフロワ・ド・ボードノールだった。フィノにしても、ブロンデにしても、クチュールにしても、このおれにしても、こんなふうな「ド」のついた名前を持っていることが、いかに得かを知らないわけじゃない。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-09 05:28:18 |
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P.119 の気になるフレーズ 幸福というものは、何かしら絶対的なものを意味するように見えるという不幸を持っている。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-10 05:22:16 |
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P.166 の気になるフレーズ もし君たちがひとりの人間を殺せば、ギロチン刑に処される。しかし政府の何らかの信念に基づいて、五百人の人間を殺したのなら、その政治的な犯罪は尊敬されるんだ。 総コメント数:2 投稿日時:2018-01-28 06:41:45 |
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P.173 の気になるフレーズ 絹織物工は、それまで正直に、束で重さを計って受け取った絹糸を布に織って返していたんだが、商人たちが自分を搾取しているんだと思い当たって、正直さをかなぐり捨ててしまった。そして指に油を塗ったんだ。つまり、受け取った絹糸の重さだけは返したんだが、油の分だけ重くなった絹を売った。それでフランスの絹織物業は、油つき布に荒らされてしまうことになり、それはリヨン、ならびにフランス商業の一部門の壊滅を導きかねなかった。 総コメント数:1 投稿日時:2018-01-11 05:32:50 |